「オリジナル団体」と言う世界観について


 ファイプロやってます?(挨拶)
と言うわけで、久しぶりにファイプロの話を文章として書いてみようかなと思った次第なのです。
ほんで、今回のお題はタイトルの通り。
オリジナルレスラーを作っているうちに、いずれ辿り着く場所。
それが「オリジナル団体」と言う世界観かな、と思う次第なのです。


序論 まずは私事で恐縮ですが...

 とりあえず、例として私の団体を数点挙げて説明していきたいのですが

『Impuct!!』
拙作はじめてのオリジナル団体。
北海道に本社を構え、主に北海道を拠点とし
国内各地で興行を打っている。

階級ベルト、タッグベルト等を管理
年一のビッグマッチは札幌市で開催。
団体主催で他オーナー様に協力をいただいて
公式大会を開催した経験がある。
(公的)歴史20年を有する団体。
選手を多く抱え、若手選手・練習生も所属しているため、選手派遣や
2リーグ制導入などを検討している。
  『福島レスリングクルー』
元Impuct!!所属の阿武隈美郷が旗揚げ
(正確には活動を休止していた団体を買い上げた)
福島県を拠点に、主に県内で興行を実施。

3ユニットを公設、基本的にはユニット間で
試合を組むスタイルのチーム戦形式を取っている。

現時点でベルトは存在しない
(ユニットのシリーズ優勝、というアワード形式を取る。)
所属選手は20人ほど
『空知プロレス』
北海道の空知地方、夕張市で旗揚げ
社会人プロレスとして旗揚げし、Impuct!!のコーチングを受け
試合のクオリティを少しずつ上昇させている。

無差別級シングルのベルトのみ管理
主に空知地方での興行を行い、年一のビッグマッチを
旗揚げ地の夕張市で行っている。
所属選手はおおむね10人
  『柴田不審者研究所』
Impuct!!の選手を経てコーチとなった柴田誠
個性的なレスラー育成を目的として
全国各地で不審者を確保、収容、保護し
プロレスラーとして世に放ち続ける秘密結社。
一応の本拠地は札幌市、豊平区の地下。

ベルト等は管理せず、興行開催も稀だが
あくまで団体として経営しており、選手派遣や
年数回の自主興行で社会に脅威を与える。
実に20数人の不審者を抱えている
『嶺北大学プロレス研究会』
北海道旭川市の私立大学「嶺北大学」の
プロレス研究会
であり、いわゆるサークル活動。
空知プロレスの三川美雪が入学後所属しているが
経験の長い彼女が実質コーチを務めている。

興行は自団体だけでは数試合のエキシビジョンマッチを
行うのが限界
ではあるが、大手(大学・団体)の興行に
参加する
などで存在感を表している。
所属選手は5人ほどであることが多い。

 的なニュアンスでやらせていただいております。
さて、ここで上の説明を少し分解していきます。わざわざ緑文字で書いた部分が団体の属性のようなものになります。すなわちImpuctは・・・

北海道を拠点  拠点の有無、場所
この場合は北海道
国内各地で興行  サーキット規模、ファンの数
この場合はある程度国内需要が高い状態
階級ベルト、タッグベルト等を管理
公式大会を開催
 
団体としての権威
この場合はベルトを奪い合う自力が団体にある状態
ベルトに価値を持たせるために他団体選手を招聘できる状態
歴史20年  団体の歴史
この場合はやや老舗団体に近づきつつある
選手を多く抱え、
若手選手・練習生も所属している
団体の人的規模
この場合は今後の発展がある程度期待できる状態
・・・とともに、埋もれる選手も存在する状態

 と言う属性を持っていることになります。概ね大手団体、と言ったイメージになってしまっています。
(自分の団体を「大手」と呼ぶのはまあまあお恥ずかしい限りなのですが、選手が増えすぎました・・・)
さて、ここで挙げた例はちょこちょこと今後引用していくとして、あれこれととりとめのないお話をさせていただこうかと思います。


【団体を繋ぐ存在とは 『オリジナルのプロレス界』という世界観】

 さて、先ほど私が紹介した5つの団体について。ピンクの文字で書いた部分があります。
すなわち
元Impuct!!所属の阿武隈美郷が旗揚げ(福島レスリングクルー)
Impuct!!のコーチングを受け(空知プロレス)
Impuct!!の選手を経てコーチとなった柴田誠(柴田不審者研究所)
空知プロレスの三川美雪が入学後所属(嶺北大学プロレス研究会)
と言った内容。これが設定上での繋がりとなる部分です。
これに関しては「オリジナル団体という世界観」というより「オリジナルプロレス界という世界観」といったところでしょうか。
私のファイプロオリジナル世界の中で、他のオーナーさんが関わらないスタンドアロンな部分に関してはImpuct!!が軸となっていて
「そこからOBが旗揚げした団体(福島レスリングクルー・柴田不審者研究所)」「技術面で協力している団体(空知プロレス)」
「技術面で協力した団体との繋がりを持つ団体(嶺北大学プロレス研究会)」
が存在しています。

 そして、いわゆる「公式(?)ファイプロ界」という設定を使わせて貰っている選手がいます。
Impuct!!所属のRyu-Keiと言う選手は、設定として「ゆきぐにプロレスの神崎仁水に憧れImpuct!!に入門」という経歴とさせていただいております。
この『ゆきぐにプロレス』『神崎仁水』と言うワードについては、歴の長い方にはお馴染みかとは思いますが『とある団体』の『とある選手』のファイプロネームというものです。
ファイプロネーム。この話をしてしまうともう一文つらつらと書かねばならなくなってしまうので割愛いたしますが、「私のオリジナルプロレス界」においては
「VIEW JAPAN」「OLIVE JAPAN」「SUPER NOVA」に「ゆきぐにプロレス」・・・といったかつてのファイプロを彩ったプロレス団体が存在することになっています。
そして、そこから憧れであったり対抗意識、新弟子テストで落とされた恨み、そういった影響をキャラクターの味付けとしていただいています。
その形は設定だけではなくロジックや技装備におけるファイトスタイル、ビジュアル面での傾向、といったものを匂わせることができるので
非常に便利な設定装置とさせていただける、と言うところでございます。
(氷川社長が「お前らも危ない橋渡ってんなぁ」と言っているような気もしつつ)


 さて、自分語りはこの辺までといたしまして。
ここまでのことも踏まえつつ、私が「オリジナル団体」というものについて考えたモノをあれこれと書き連ねてみようかと思います。

1.卵が先か、鶏が先か
2.団体を構成するものとは?
3.大手団体はロールプレイが難しいのか?
4.「団体の規模」とは
5.「地域密着団体」のススメ(次回更新予定)

戻る