2.団体を構成するものとは?

オリジナル団体を作る上で設定されるものを列記してみる。

団体の要素 概要 Impuct!!の場合
団体名称 団体の名称。 Impuct!!
団体選手 団体のメンバーとなるプロレスラー。
エース、ベビーフェイス、ヒール、ベテラン、若手等
選手の団体内での立ち位置も決まる。
エース…岩隈誠也
ベビーフェイス…阿寒敏音、叶真琴、名波遙花 など
ニュートラル…ゴゥジャス丈二、龍造寺彩菜 など
ヒール…山本隆志、ミストレスSAKI など
タッグ
ユニット
団体の選手の集合体であるタッグ・ユニット。
選手同様立ち位置があり、抗争関係が形成される。
ベビーフェイス…正規軍、ノースアライアンス など
ニュートラル…B2、Hardcore Bad Ass Outfit、城照鬼龍 など
ヒール…レヴェナント、エトランジェ など
例としてはHardcore Bad Ass Outfitとレヴェナントが
ユニット同士の抗争状態にある。
レフェリー 団体の試合を裁くレフェリー 栗沢茂樹、新山佑次郎 など
設定的存在 団体代表、役員、コーチ…と言った社内の人間。
必ずしもビジュアルを必要としないが、レスラーエディットや
レフェリーエディットによりビジュアルを用意すると可視化できる。
また、興行を行う会場についても舞台設定の一つではないだろうか。
代表として北浦道四郎、コーチとしてレフェリー兼任の栗沢茂樹、
レスラー兼任の阿寒敏音など

会場としてはビッグマッチを行う「豊平スポーツアリーナ」
「札幌テイコクホール」などが存在している。
ベルト 団体内での「選手の格」を表す事ができる目標。
結果的にビッグマッチの原因となったり、試合自体の格を上げる
ものになる。
シングル…Impuct!!ヘビー級選手権
       Impuct!!ジュニアヘビー級選手権
       Impuct!!女子選手権
タッグ…Impuct!!タッグ級選手権
     Impuct!!女子タッグ級選手権
6menタッグ…Impuct!!6menタッグ級選手権
イベント 団体において開催されるイベント。
たとえば「年1回の大きな興行」「毎年(時期ごと)恒例の興行」といった
興業単位のイベントであるとか、数興行に渡って行われる
「リーグ戦」「トーナメント戦」のようなシリーズ興行、
地方興行や選手プロデュース興行など。
年1興行…「カムイミンタラ」

 概ねこんな所は皆様想像するのではないでしょうか。
試合を組む上で、全く遺恨なしの試合よりも
「敵対関係での決着戦」「ベルトを掛けた事による権威化」「団体を代表するトーナメントやリーグ戦」
といったわかりやすい煽りがあると注目を集めることができるのかな?と思います。
そのために団体を形成する上で設定が生まれていきますが、どういうタイミングで生まれるのか少し考えてみました。


【タッグ・ユニット】
 団体における選手の集合体。
主にタッグマッチの相棒同士であったり、志を同じくする集団でありますが、主にこれらの理由から結成されるイメージがあります。

≪最初から構想されて結成される≫

 心当たりはないでしょうか?
「タッグ屋を作りたいなぁ」「ユニットのコンセプトを思いついたから構成員を決めよう」
こういった経緯でレスラーエディットをしたこと、あると思います。
その場合、エディットする上でタッグ・ユニットを意識した作り方をすることになるのではないでしょうか。
コスチュームのパーツやカラーリングに共通点を持たせたり
技装備の際にタッグ技を特別なものにする、なんてことが挙げられると思います。
ある意味ゴールを定めてそれに向けてレスラーを作る、という形になりますが、そのゴールには続きがあります。
すなわちストーリーの先に訪れるベルトや栄冠、もしくは解散、仲間割れという破局です。

≪試合の末の合一≫

 「この試合良かった。この二人を組ませてみても面白いかも…」
これも心当たりのある作り方ではないかと思います。試合を組んだ理由はいろいろあるでしょう。
たまたまカードの数合わせだったとも、リーグ戦でのノーマーク同士の試合だったのかもしれませんが
それが団体の舵を取るオーナーの目に止まったのでしょう。
最初から構想した場合と違い、今回は「ある程度固まった選手を再構築する」事になるかもしれません。

≪団体としての都合≫
 「この二人(数人)、新しい売り方が欲しいな…」
組もうとした根拠より、推そうと思った選手への愛。
環境を変えることにより、選手としての魅力を再発見するための結成。
ある意味上記の二例以上に団体都合でありながらも「選手ファーストの結成」なのではないでしょうか?

他にも何かあるかもしれません。是非ご意見いただければ取り上げたく思います。


【レフェリーや設定的存在】
 試合をするわけではないが、勝敗に欠かすことができないレフェリー。
直接ゲームで動くわけではないが、ストーリーを動かすために一役買うのが団体関係者。
レスラー周りの設定が固まってきたところで、この辺に肉付けされていくのではないでしょうか。

≪レフェリーの性格面や役割分担≫
 恐らく、最初に作ったレフェリーのカウントや移動速度等の設定が「オーナーの一番好みの設定」ではないでしょうか。
一番試合展開が好みとなる(または、一番ストレスがない)設定になっていると思います。
そこで団体の規模が整ってきたところである疑問や要望が生じます。
「このレフェリー、全試合裁くのか?」
「試合形式やベルト戦とかに特化したレフェリーも欲しいな…」

ここでレフェリーの分業、及びレフェリーの追加が発生したのではないでしょうか。
WWEで言うところの「上級レフェリー」のような存在や、逆にアンダーカードを裁く若手レフェリーといった存在が設定されたり。
その中で試合時間を長くするような設定(移動速度が遅くカウントが遅れる、反則カウントが早く反則技のダメージが嵩まない)や
その逆にタッグマッチのカットに対し早い移動で先にカウントやチェックを取りに行く、といったルールに対したニーズも答えることができます。

…さて、最初に作ったレフェリーは今どういう立場になっているでしょうか?

≪設定的存在のススメ≫
 試合をするだけでは、ここの部分ははっきり言って徹底的に不要です。
しかし皆様は気になるところではないでしょうか?MtGのフレーバーテキストや各種RPGの装備説明欄のような、
それこそファイプロリターンズの選手説明テキストのようなものです。触りたくてしょうがない、そういう部分です。
「架空のプロレス団体」のボヤッとした風景に輪郭を付けるのは案外こんな部分なのではないでしょうか。
例示するならこんな所です。
ヒールユニットに迷惑を掛けられながらも、決めるところは決められる団体社長。
もしくはヒールユニットと結託しエースに苦難を背負わせる悪徳代表。
リングに上がっては強権を振るったり、鶴の一声でベルト戦を組む団体役員。
試合のコールを担当するリングアナウンサーや、試合を盛り上げる実況解説。
ファイプロでこれらの存在を直接動かすことはできませんが、そのためにX(旧twitter)やブログなどがあるのです…
そして、これも忘れてはいけないのが会場設定。
SPIKE DOMEに日本武闘館、遊楽園ホール…どこかで聞いたことのある名前ですが、表示されるわけではありません。
「札幌テイセンホール」は2024年現在存在しなくても、「札幌テイコクホール」は存在しても構わないのです。


【わかりやすい権威その1・ベルト】
 選手の格を表す上で、「ベルト」は非常にわかりやすい格かと思います。
恐らく団体で一番権威のあるベルトは「(ヘビー級)シングルのベルト」と言うことになるのではないでしょうか。
つまり、現状このベルトを所持している選手を「団体で最も重要な選手」と位置づけすることになります。
その権威を高めるものは、やはり高いクオリティの試合でしょう。
「○○ベルトに名勝負あり」となれば、そのベルトを所持している選手、所持経験のある選手をひとかどのものとします。
オリジナルレスラーの特徴付けとして、オーナー間の交流の際などにカードを組む参考となるでしょう。

 また、オリジナルレスラーの特徴としては、特殊な背景を付けることになる場合があります。
ジュニア級でありながらヘビー級ベルトを所持すれば「体格を超えた実力を持つレスラー」という評価、
タッグベルトに多く戴冠、長く保持すれば「卓越したタッグ屋」「名バイプレイヤー」という評価、
逆にいい試合をしながらベルトを戴冠できない場合「無冠の大物」といったキャラ付けになります。
上記はポジティブな評価としての表現となりますが、裏を返すと
「ヘビー級のクオリティが低下しつつある(層が薄い)団体」「シングルには手が届かない」などの
ネガティブな評価とする事もできます。それをどのような団体のイメージや選手のイメージに落とし込むか。
そこはオーナーの舌先三寸、面白いキャラ付けを探求できるでしょう。


【わかりやすい権威その2・イベント】
 「イベントを打てる」と言うことは、様々な意味で団体のステータスです。
ここで言うイベントというものは、私のイメージで大きく分けると
・興業そのもの
・リーグ戦、トーナメント

となるのかな、と思います。

◆興業そのもの~大きな力が働くもの
 まず、団体としての規模は会場に現れると思います。
プロレスはリングと土地があればどこでも興業が打てます。(厳密には、リングさえなくてもできるでしょう)
まあ、ここではファイプロの話なのでリングは必要としましょう。
たとえば、地方の小団体が一般的に使用するリングがドーム、というのは違和感があるのではないでしょうか。
そのため、団体ごとに『聖地』となる会場があると思います。小さい会場であったとしても、旗揚げ日の興業などとなれば
大きな意味を持つものとなるでしょう。
 そして、大きな会場で打つ興業。これは団体において『大勝負』となります。
ドームの莫大な使用料を使って、多くの観客を集めて採算を取ることができるのか?
会場に見合った名勝負は繰り広げられるのか?
団体のドラマを盛り上げる上で、そういう意味でも会場・興業がオリジナル団体にもたらす物は大きいと思います。

◆リーグ戦・トーナメント~決定的な差を作るもの
 興業スケジュールの中に、リーグ戦やトーナメントを持つ団体は多いと思います。
これらはもうそのものズバリ、「今年一年のナンバーワンを決める」興業になる、と考えます。
言うなれば「年一のリーグ・トーナメントの勝者」はベルトと同じく選手にとっての大きな格となるでしょう。
そして、その上で多くの注目度の高い試合を繰り返す、という意味では勝者はシリーズを通しての観客動員の中で
多くの部分を占めることになった、と考えると団体への貢献度の高さと取ることもできます。
そのほかにもベルトの挑戦権を賭けてのリーグ・トーナメントなどなども企画されることがあり、
興業の目的として分かりやすい物を作ることができます。


【「交流」を踏まえた上でのイベント作り】
 上記のイベントについては、オーナー間の交流を前提として開催することもあります。
大きな興業の目玉として他オーナーの大物レスラーを招聘するというブランディングや、
若手中心の興業などのお題を準備した上で選手を募る興業形成など、イベントを交流の舞台とすれば
他オーナーの選手との選手間の繋がりを作ったり、ユニット、団体を巻き込んでの「次回」に繋げる…といった
ドラマの形成にも繋がるのではないでしょうか。

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