4・白川郷→上高地
『芥川龍之介の河童』


 川郷を出て、次に目指すは長野は上高地。
長野は3月の旅では当時そちらに住んでいたhige君に会いに行ったりしたので
上田市にしか行ったことがなかったのですが今回は上高地へ。
……しかし、上高地、と言われてどんなところかはパッと想像できなかった。
たしか軽井沢と並ぶ避暑地だったかな、と。

到着すると、大正池周辺を散策。
火山の働きで出来たというこの池はすげえ透明度&冷たさ。
山と森に囲まれた上高地は、確かに風光明媚。

アザミやら何かの実やらが湿原のあたりに。
しかし白川郷といい、この上高地といい「環境を守る意識」というのがとても高い。
永く残る物を大事に残す、と言うことはとても大事なことだ。
永く残る物は多くの人に触れて、より永く深く歴史に残っていくのだ。
………そう言う点では、富士山もそう言ったスタイルを見習うべきではあると思う。
ただし富士山は標高や保全にかかる費用や労力が桁違いなのであるだろうがね。

林道を抜けて、川沿いの道を歩いていくと……
その先に見えるのは、一本の橋。

河童橋。
河童橋と呼ばれるのは、昔ここに、河童が住みそうな深い淵があったためとか
または、まだ橋のなかった時代、衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたからと言われる。
それに、この橋の周辺を舞台に芥川龍之介の「河童」は書かれている。
しかし、さっきも書いたが本当に綺麗な場所だ。
「上高地」というのは「神降地」と書いて、神が降りる地だ、とも言われる。
そりゃこんなに綺麗なら降りて来たくもなるだろう。

変な親子

最後におやきを食べました。カボチャ味。
牛乳と食べるとたまらんよ!!!


そして、今日はここで一泊し、次の日は山を下りて長野市を目指します!!

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