The Last Judgement'06 第1部興業
「Go the TOP」

 第2試合〜Triangle Forse一回戦第一ブロック
        「ultimate Impuct!!」6menタッグマッチ 60分1本勝負

 究極衝撃
  (室田玲路・田仲丈一・沢城涼)
          vs
                  ベトコン・エクスプレス
       (内藤慎太郎・叶圭介・一ノ瀬巧真)


両チームの入場に歓声が起こる。
青コーナーには現Impuct!!タッグ王者である旋風ファイター・室田玲路と
アルティメットプロレスの喧嘩番長・田仲丈一、そして北国戦士・沢城涼が、
赤コーナーにはポジティブキッド・内藤慎太郎とよさこいファイター叶圭介、
叶の盟友でベトコン超特急のパワー派一ノ瀬巧真がリングイン。
先に仕掛けたのはベトコン超特急。
たくみに自軍コーナーに室田をおびき寄せると内藤と叶によるダブルのドロップキックから
合体カッターを見せる。

室田はなんとかここから脱出すると田仲とタッチ。
入りざまに叶に足を取らせておいての延髄斬りを見せると代わって入ってきた一ノ瀬と打撃戦。
その末に顔面に叩き込んだエルボーで一ノ瀬を流血させ沢城とタッチ。

しかし脅威の粘りを見せる一ノ瀬に沢城が捕まる。
さらに内藤とタッチするとまたも巧みなポジショニングで沢城を追い詰め
試合権は無いながらも得意の万力(アナコンダ・バイス)で沢城を絞り上げる。

しかしこの万力を何とかほどくと田仲とタッチ。
その田仲はまたも釘バットを持ち出すが室田の選手宣誓通りカウント4で手放す。
そしてお互いに室田、叶に勝負が託されると室田がラッシュ!
バックエルボーからタックル、ギロチンドロップを投下すると
必殺のレイジキューション(ジョンスパイク)がえげつない角度で炸裂。
そのまま叶は立ち上がれずKOとなった。

○室田玲路・田仲丈一・沢城涼(究極衝撃)
         (11分26秒 KO ※レイジキューション)
               内藤慎太郎・叶圭介●・一ノ瀬巧真(ベトコンエクスプレス)

     ※究極衝撃が準決勝進出

<バックステージコメント>
室田「おうぅし!!バッチリ決まったな!!
    俺の必殺レイジキューションで誰が来ても粉砕してやるぜ。
    決勝は……全員レイジキューションでブッつぶす!見とけよ!!
田仲「見たかオラッ!俺達に敵う奴なんざいねーんだよ!
    蹴撃愚連隊ってのも頑張ってるみてえだが、目じゃねェよ!
    見せてやるぜ究極の衝撃ってやつをよ!?」
沢城「勝ったぞ!
    ……次は俺も傷跡を残してやるよ、北国の吹雪はおっそろしいぜぇ!!!」

内藤「……クソッ!
    チーム力でかき回すつもりだったけど………申し訳ない」
一ノ瀬「リーダーが気にする事じゃねえよ。
     トーナメントはおわっちまったけど、ベルトにゃ興味がある。
     いつでも俺達は食らいついてやるぜ」
※叶選手はダメージのためノーコメント

 第2試合〜Triangle Forse一回戦第二ブロック
        「Young SAMURAIvsThe tactician」6menタッグマッチ 60分1本勝負

 上杉あすなろ軍(プロレスリングBASARA)
   (最上青志・直江兼太・柿崎猛)
                 vs
                  軍鶏崎withゴミクズ(アルプロ)
          (軍鶏崎杏司・五味俊二・九頭剛一)


青コーナーにはプロレスリングBASARAの若き関節ファイター最上青志、
あすなろ戦士直江兼太、そして初登場となる分厚い肉体の若武者・柿崎猛がリングイン。
対する赤コーナーには土方服に身を包む「ゴミクズ」こと五味俊二、九頭剛一、
そして「リングの策士」軍鶏崎杏司が構えを取る。
先発は最上と軍鶏崎。まずは最上がImpuct!!勢を苦しめたスタンディングクラッチで
軍鶏崎を攻め込む。
しかし直江とタッチすると、それを狙っていたかのように五味、九頭が強襲。
さらにカットに入った最上にも俺ごと刈れを見舞いチーム力を見せつける。

この猛攻に防戦一方の直江だったが、九頭を投げ飛ばすと
入ってきた軍鶏崎にキック、張り手、そして気合いのこもったエルボーでダウンを奪ってみせる。
この反撃には会場から直江コールも起こった。

その後柿崎がリングインすると打って変わってパワーでの反撃を見せる。
体格・パワーで軍鶏崎withゴミクズに劣らないところを見せつける柿崎は孤軍奮闘ながら
軍鶏崎をブレーンバスターで投げきってみせ、直江もその気迫に乗って再びエルボーで
ダウンを奪うと最上とのダブルのバックドロップを見せる。

しかし流れが変わったのは19分。
3人がかりで柿崎を捕らえると太鼓の乱れ撃ちから五味・九頭による眉山炸裂!!
さらに五味はエプロンでのバックドロップで最上を叩きつける狂乱ファイトを展開。
直江が場外に引きずり出しリングアウト勝利を狙うもふりほどき、
最後は乗りに乗った五味が柿崎の巨体を弓矢固めに極めてギブアップを奪った。

最上青志・直江兼太・●柿崎猛(上杉あすなろ軍)
         (25分43秒 弓矢固め)
               軍鶏崎杏司・五味俊二○・九頭剛一(軍鶏崎withゴミクズ)

     ※軍鶏崎withゴミクズが準決勝進出

<バックステージコメント>
軍鶏崎「いやいや、楽しいな。相手さん(上杉あすなろ軍)の直江クン。
     彼の気迫にダウンしかけてしまったよ。危ねェ危ねぇ。
     さすが武田のとっつぁんに遊んでもらってるだけの事はあるね。
     おい、おめぇ等も負けてられねぇんじゃねえか?」
九頭「うっす。シャモさん。負けてらんねぇっす。なあ兄弟。」
五味「おう兄弟。次はもっと派手な仕事しようや。負けてらんねぇ。」

最上「くっ、、、軍鶏崎がここにくるとは…。アルプロはトーナメントを本気で獲りにきやがったな。
    それにしてもなんなんだ、あのドカタの2人組みは!? あんなのいるって知らなかったよ。
    小せぇのにユンボ(パワーショベル)みたいなバカ力にもってかれたよ。
    まぁ柿崎は災難だったよな。次がんばろう、次!」
柿崎「合体ジャーマン(眉山)みたいなのもらって、あとの記憶がありません。すいませんでした。」
直江「せっかく社長(上杉オーナー)にチャンスをもらったのに結果が出せなくて悔しいッス。
    最上さん、柿崎さん、次がんばりましょう! 今日はありがとうございましたっ!」


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