5・金沢→白川郷→金沢
『今野さんの(無策が故に)なく頃に』

〜3月13日 浮浪症候群〜

 地
獄を体験した後なのでもはやちょっとの無茶は怖くない。どうにでもなれってんだ!
と言うわけで13日は金沢の漫画喫茶から駅へと戻り、福井県の高岡を目指します。
高岡からはバスに2時間も揺られて、次の目的地を目指すのです。

その次の目的地というのが
いままで行ってみたいと思っていたけどなかなか行けなかったあの場所
中学高校の地理の教科書等ではおなじみ
そうでなくても小学校の社会でもおなじみ
また偏った意味合いでは某有名同人ゲームの舞台のモデルでもおなじみ

岐阜県は白川郷でございます。
3月ではありますが、まだまだ雪が残っております。
今や観光地となっている白川郷ですが、管理というかマナーというか
旅に来ている人と現地の人とのお互いの気遣いが感じられてとても良い雰囲気でした。
しかしこの時が止まったような感じが凄く良いんですよねぇ……

丁度合掌造りの葺き替えをやっていたので写真に収めてみる。
こんな大量の茅で作られる屋根、しかも大家屋。
これを完全に吹き替えるのにはすげえ日数がかかるのだそうだ。
合掌造りは、豪雪地帯の積雪による荷重を支え、さらに屋根裏の空間を使うための知恵である。
しかしいくら建築技術が発達していってもこういう技術が残って、伝えられていくという
職人の心意気というか、そんな世界観が日本なのだなぁとしみじみ思うのです。

屋根裏には昔道具が。

昼ご飯に食べたのは飛騨牛カレー&コロッケ。
やっぱりカレーが大好きが故に。
そばも有名らしいですがそばは別な機会でこの旅行中に食べに行きますので。

某ゲームの元ネタ地形でございます。
診療所と「嘘だ!」の坂ですな。
そしてここでは色んな人に出会いましたよ。
台湾から来た何度も日本を旅している方。
齢70にして日本には何度も訪れ、我が故郷のしかも最近有名になってきた花見山まで知っているという
生粋の旅人、そしてカメラマン(手ほどきいただきました)のおじいさん、
そして喫茶店で出会った車で日本中を旅している名古屋の大学生の方。
喫茶店でいろいろ話をしてくれた店のおばさん。
本当にいい所でした。泊まりたかったけど都合が付かないために断念。
次こそ、次の機会こそここに滞在してみたいのです。

左は喫茶店で食べたぜんざい。
あんこはかけ放題。おいしいです。
帰る前にこれまた某元ネタの白川八幡神社でお参りしてバスで高岡→金沢と帰還、









その日は金沢駅の軒下で野宿\(^o^)/
その日「オッス!オラ野宿!!」とメールすると
友人からバカとか23歳のすることではないとか暖かい返事を頂きました。

しかし白川郷。
ここにはいずれまた絶対、必ず、ゆっくりと訪れたいと思うのです。

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