4・東京→天橋立→金沢
『死のロードが紡ぐ先に天へと翔る橋一つ』
〜3月12日 死のロード〜
さあ、地獄の始まりです。
前日23時10分にムーンライトながらで大垣目指して突撃。
大体途中の小田原で11日に突入。
その後大垣に到着したのが7時00分。
大垣から京都へ向けての山陰本線で到着が9時3分。
そこから園部→綾部→西舞鶴と経由して11時56分。
さらに北近畿タンゴ鉄道で天橋立に到着したときには12時32分。
地獄の半日電車漬けだー!!!\(^o^)/
電車に揺られるタタン、タタンという音とともに俺の脳も危険なメロディを奏で始めていました。
ちなみに当初は名古屋に行く予定でした。
名古屋は大垣の手前でございますが、ここは右から左へ受け流して北の方へ方向修正。
なぜなら俺は天橋立に拘る理由があったのです。
それはまぁ、追々。
天橋立に着くと最初に目指したのは飛龍観。
此処が何で飛龍観とと言いますかと言うとですね、
左が普通に見た図で
右が「前屈して股から覗いた図」でございます。
どうでしょう。
龍が天へと登っていく様子に見えませんか?
……と言われると、確かにそんな気がしました。
しかしこんな感じで地形が残るというのは自然のご采配か。
ちなみにこの山の上へは
リフトで登るのです。
その後対岸まで天橋立を歩いて向かう途中に飯を食べる。
着いたら着いたでちくわを食べる。
ハマグリの塩味のダシがきいた丼。味噌汁にもハマグリ。
観光地の飯というイメージよりもおいしい。
ちくわは黒いのです。焼きたてで竹に巻いてあるのが素敵ね。
野性味を撒き散らしながらジュルジュル喰らうのがいい。
そのほかにも
→
鳥が垂直になっていたりしていました。
そのあとは対岸から船に乗って戻るのですがまあ良いですね、海は。
こんなことを3回も言ってますが海は良いんですよ。マジで。
国旗たなびき海を行く。やっぱり日本は海の国なのだ!
あと鳥が近い。
あと近くの寺のぬこかわいす
……さて、何故俺が天橋立にこだわったのかと言いますと
陸奥松島
安岐厳島
そして丹後天橋立!!
これでついに日本三景全てに足を運ぶことが出来たのですよ!!!
ささやかな達成感を感じつつ、残り30分で大急ぎで風呂に入り電車で金沢向けて出発。
(誰もいなかったので許可いただいて撮りました)
ここからふたたび西舞鶴に向かうのですが、切符が良い具合に昔の香り。
あの固い、厚紙のような切符なのです。
あと「あたり前田のクラッカー」です。
ここからのロードは
18時26分西舞鶴→東舞鶴18時32分
18時59分東舞鶴→敦賀20時51分
20時57分敦賀→福井21時47分
21時50分福井→金沢23時24分………と、約5時間のロード。
結果この日は鈍行だけで約17時間、普通に払えば13860円の脳の壊れたツアーでしたが
それ以上に得る物もあったある意味心に残る一日でした。
……当然、その日は漫画喫茶で泥のように寝ました。