6・福島→名古屋・にっぽんど真ん中祭り
『いま、舞いに行きます にっぽんのど真ん中でLa・feteを叫ぶ』

 福島でもだいぶ遊んだ。水戸にも行った。
ならば、次の感動を求めて俺は西日本へと降りていく。
にっぽんど真ん中祭りという、名古屋のでっかい祭りに出るために!!
しかし、問題を一つあげるならば。
衣装がねえんだよなぁ…………

 ま、いろいろ解決策はあるって事で朝一の電車に飛び乗り、まずは東京を目指します。

福島からは郡山→黒磯→宇都宮→大宮→上野と東京を目指して南下していく。
昔受験で郡山に行こうとしてミスって通勤新幹線に乗って直通で大宮までブーンしたことがあるのだが
いまになってはいい思い出である。ファック!
写真は郡山にあるテントとビックパレットふくしま。


上野からはまず山手線で新宿を目指し、新宿から高尾までは恐怖のJR外。
「東京の市電は複雑でわかんね、おっかねぇ」
というイモ丸出しの恐怖はあったのだが、地図見て歩けばあっさり京王線ホームを見つけて高尾に到着。
なんでぇ、ちゃんと歩けば大丈夫。
旅は戦々恐々するより楽しまなきゃ、ッてことかな。

高尾を出発する頃には残念ながら雨が降っていた。
しかし、自然という物は面白い物。こういう雨がもたらしてくれる風景というものもあるのだ。

雨が晴れると、山には霧がかかる。
甲府の山々は、その雨がもたらした霧によって幽玄に飾られた。
虹を作ったり霧を作ったり、雨もいいもんだなぁ。
ちなみに甲府の次の駅の名前はカッコイイ。

木曾義仲旗挙げの地を過ぎたころには、どんどん空は暗くなっていく。

徐々に日は落ちていき、宿泊地金山へ1時間ほどの中津川に着いた頃にはもう真っ暗。
しかし暗くなると、次の日へ、そして旅への楽しみは強くなっていく。
今日は金山にとまって明日から祭り。
さあ、楽しみになってきた!!
今日はカプセルホテルで体を休めて、明日からの祭りに備えますかね………





と思ったらホテルの風呂でホンモノの方ケツをロック・オンされて黒歴史を作りかけました。
危うくボーリング作業は避けることが出来たが、もうものすごいピンチ。スーパーピンチ。
こんな事件ばっかり遭うからホモ疑惑が上がるんだよ、ファック!!
(注:もちろん俺にはそっちのケはありません!!

 ついに名古屋に着いた。
いろいろと人生に関わるアクシデントもあったがなんとかかわし、ようやく目的地、名古屋に着いたのだ。
次はラフェッテの面々が宿泊している笠寺の健康ランドに行く……途中で、去年の代表のたけしと新地方班長かずきに
ばったり金山の駅で会う。
なるほど、地方の仕事で走り回っていたのか……新班長、頑張ってな!!


 そして、健康ランドに着いたらみんな練習中だった。
久しぶりに会う連中やら連絡を取ってた新代表のガチャピンやらと話をする。
ああ、なんだか祭りの雰囲気がしてきたぞ。
しかし、名古屋は暑い!アツい!!
刺すような日差しが皮膚に痛い。しかし、これも夏を楽しむというものか――――
あと、なんつーか俺だけ踊ってないのでなんか気まずかったです(´・ω・`)

午後は前夜祭………には行かずに、実は俺はあるところに行っていました。
それは、地方車の組み上げ作業。
めっちゃ遠い(何でこんな遠いねんなぁ('A`))地方車の組み上げ現場によし、かずき、はるなの1年トリオと共に
地方車の組み上げを手伝いに行く21歳のオッサンが一人。
単管を組む1年トリオ
この地方車っていうのは、早い話が音響トラック。
パレードの先頭を進んで、会場に音楽を流すという役目を持ったトラックなんである。
そう。トラックの上に装飾を作るのだ!!そりゃー大変なわけである。
というわけで俺も手伝いに来たのであった。
名古屋では「夜宵」さんのご厚意でトラックとかの手配をしていただいている。
しかしながら。
俺も実際に単管組むのは初めてなんだよなぁ………
うん、まさか旅先でこんな経験が出来るとは思わなかった。サプライズも旅の醍醐味。
暗くなってくると、援軍のポリやたけしたちも駆けつけてくれた。その甲斐あってか……

骨組みができあがってきた。
音響も積んだ。
一番右の写真で地方に乗っているのがかずき、はるな。これに今回は来ていないしんの3人が新地方班。
来年のソーランは彼らが中心となって地方を作るというわけである。
頑張れよ、06地方班。君らが来年のチームを支えるチカラだぜ。
ここにこの布を両側に結わえ付けて………
地方車、完成ーっ!!
そしてやっと宿舎に帰る。時すでにAM4時。帰りにたけしたちとラーメン食って帰りました。

 そして、ついに名古屋ど真ん中祭りが幕を開ける。
しかし、冒頭で言ったとおり俺には衣装がないのである。そこで……
ラフェッテ’01の衣装を借りました!下は寅一ズボン(・∀・)
しかし、本当に飛び入りで入らせてくれてありがとうございました!!
やっぱり、祭りに出て良かった。この熱気を肌で味わえたのはやっぱり嬉しかった。

みんな輝いてたし、お客さんの声も聞こえてきたし。
この旅の中で、最も長い4日間という滞在期間。
そして、この旅の中で、最も熱い4日間という名古屋の日々。
それは、他でもない。このラフェッテのみんながいなけりゃ味わうことはできなかった。
ボランティアで来ていたコジロー、さゆりさん、手伝いに入ってくれたたくみ、めぎっちょ、お嬢、
見に来てくれたみっくんと顔ぶれもそろい、本当に楽しい4日間だった。

浅井のしの君とまた今年も声出しコラボをすることが出来た。

旅はまだ続くけど、
ここで体験した4日間はしっかりと心の1ピースに納めておこう。

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