動けレスラー、何故動かん! ~ロジックのわたしなりのコツ~
 技を設定しました。
それでは、その技の「使い方」を決めていきましょう。
ファイプロと言えばロジック」そう言っても過言ではないかもしれない、ロジックについてです。



 さっそくですが、こちらが当団体の「ゴゥジャス丈二」の正面組みロジックとなっています。
オーソドックスに終盤に行くにしたがって大技に入っていくスタイルですが
私の拘りとして「フィニッシャーは18%」と言うものがあります。(彼の場合「スーパーボム」。)
個人的に正面組みをフィニッシャーとする場合、正面組みは一番発生しやすい状況ではあります。
その上でスーパーボムのような「決まればフォールの体勢に入る技」は決着に近くなります。
私的にはちょうど良い具合が18%でしたが、選手によっては
いや、勝ちすぎやろ……出し過ぎや」「全然勝てへんやんか!出えへんもん!」と
感想が変わってくるでしょう。
変わってくるんです。みんなそうなんです。
だから、ロジックに近道なし!!
何度もテストプレイして、何度も調整して、理想の試合に近づけてみましょう。


 さて、試合に関わるわけですから、当然勝敗が生まれます。
ここで問題となってくるのが、「選手の格」。
たとえば、「団体の顔」をイメージして作ったエディットポイント200のA選手と
「デビューしたての期待の新人」をイメージしたエディットポイント100のB選手がいるとします。
その二人が10回戦って、勝敗がA選手の1勝9敗とかだったら……さすがに頭、抱えますよね?
パラメータもスキルも、ポイント100の差があるなら結構優劣が付いてたいるはずです。
その上でこの勝敗であれば、ロジックに再考の余地があるのではないでしょうか。
私の場合は、「決着が付く動作」の割合は、割と勝敗に直結すると考えています。
フォール機会やギブアップを迫る機会が多ければ、それだけ勝ちに繋がると思います。
逆に負け先行にしたければ、決着を迫る動作を搾ってみるというのも良いかもしれません。


 勝敗も大事ですが、ロジックは簡単にいってしまえば「選手の動きの確率」。
それでは、単純に「この辺はうまく調整していきたいね」というポイントを、いくつか。

連発は避けたい、反則技・エンタメ技。
 急所攻撃や大鎌攻撃など。派手かつ目を引く反則技ですが
余り連発しまくると違和感が生じます。文字にしてみましょう。
「攻められる展開が続くも、1発の急所蹴りから逆転勝利」
「攻められる展開が続くも、20発の急所蹴りから逆転勝利」
……何か下ギャグっぽくなっちゃいますね。
もちろんそれも悪くないですが、ウケる状況は限られてくると思います。
「団体の未来を決めるタイトルマッチ」がそんな展開だったら、とか……

必殺技に得意技、出さずに終わるもアレだけど。
 必殺技指定は1つ、得意技指定できるのは4つ。
試合を綺麗に決めるなら、どの技も出していきたいところです。
しかし、乱発はちょっといただけないかも。焦っているというか、バタバタ感が出てしまいます。
かといって出せないと技を使いこなせてない感が出てくるので、ちょうど良いバランスが大事です。

じこはおこるさ(あるていど回避できるさ)
 事故。それは想定しない決着をさします。
場外でのダブルカウントアウト!
変なタイミングでの片エビ固めフォール勝ち!
突然のKO劇!

皆様も頭を抱えたことがあるのではないでしょうか。
こんな事故はわりと発生してしまうものです。しかし、ある程度抑えることも出来ます。
そう、ロジックを工夫すればね。
場外からの復帰を早くしてカウントアウト防止、
瀕死状態でフォール動作に行かないよう確率を減らす
KOが発生する技の確率を調整する
……などです。
しかし、逆に考えれば
「ダーティチャンプの場外防衛」
「がむしゃらな若手が掴んだ勝利」
「KO勝利を続けるブレイクした新鋭」……そう取れなくもないのが
プロレスの面白いところだとも思います。

優先動作に縛られない自由もある。
 「優先動作」というシステムがあります。
何か技を出した直後に、指定した確率で決められた動作をする、という大変便利なものです。
たとえば当団体の「堂信義」はフィニッシャーとして「バックからの延髄ラリアット→裏STF」という動作をします。
一連の動きをまとめて決め技にすることが出来る」という決まれば気持ちのよいものではございますが、
あえてコレに頼らない、という選択肢があっても良いと思うのです。たとえば……
「試合終盤、相手も自分も倒れた状態から起き上がり、倒れた相手に追いすがって裏STF」
「ダイビング攻撃を回避し、倒れた相手に裏STF」

これらは、優先動作では生み出せない結果です。
再現できるかどうかはもちろん確率と、ファイプロの神に愛されたなら……ですが。
そんな決着に夢を馳せ、優先動作に頼らない展開を考えてみるのも良いのではないでしょうか。


 結論……
「技以上のトライアンドエラー。
手を変え品を変え相手を変え、
想定した動きに近づけてみよう。」

戻る