◆ビュッフェでなにを食べる? ~技装備についてのアレコレ~

 見た目、パラメータにスキルときたら。
次はいよいよ動きに入っていきます。そう、技装備です。
プロレスラーは技を見せてナンボ。そういうことで技を組み立てていきましょう……



 おなじみスミスさんの技装備の一部です。
たとえば組み技は「方向キーなし」「方向キー上」「方向キー横」「方向キー↓」
(組み技大はさらに「小+中」)等のように、いくつかの枠があります。
そのため、技を数多くの技の中から選手のイメージに合った技をチョイスしていく、と言うことになります。
つまり

こんな組み合わせだってOK!
ザ・大技目白押し、どっからでも必殺技ズドーン!!
……なんてことも出来ます。


 さて、ここで一つ。
ファイプロのエディットレスラー」と言う言葉があります。
いわゆる「大技だけの選手」を揶揄する言葉として使われることの多いネガティブな表現ですが、
それも悪くはないと思います。個人的には。
大技がぶつかり合うド迫力の闘い」と取ればポジティブに捉えることも出来る。それが理由です。
ただし!ファイプロもプロレスも相手あってのもの。
自分が作ったレスラーでも、世界中の誰かが作ったレスラーでも、
さらに言えばどなたかが企画している大会に出したときなんかでも、
試合を組み立てる技装備」に挑戦してみるのも面白いと思います。


 もちろん、プロレスは「相手に勝利すること」を目標とするものです。
手段としてはフォール勝ち、ギブアップ勝ち、KO、場外カウントアウト……
そのためには技装備、その上での必殺技・得意技指定で選手の味を引き出していきましょう。
さっきの大技ゴリゴリスミスさんから、少しいぢってみました。

 はい。どんなイメージでしょうか。
「元祖ファイナルパワーボム」は選手の持ち味、必殺技としてキープしました。
そこから軸に考えて……
「肩担ぎベアハッグ」はギブアップを狙える得意技として採用。
追いすがる相手にとどめを刺すにも、キャリアの低い相手をいたぶるにもイメージが合います。
「一本足頭突き連打」「チョークスラム」は荒々しい技のイメージとして配置していきます。
そして、「パイルドライバー」。これは実際は中技に位置する技です。
それをあえて大技に配置するのは何故か。
たとえば「技が少ない選手」であったり、「選手の格としては大技」なのかもしれません。
老舗団体でデビューしたての選手にとって、たとえばブレーンバスターなどそうそう出せないものです。
そういった演出のために、下のランクの技を装備するという選択肢があっても良いのではないかと思います。

 さて、そんな感じで設定された上の技。私がイメージしたのは
「ちょっと粗めのパワーファイターで、ややヒール寄り。
頭突きで主導権を奪い、追い詰めた相手を潰す選手。」

…といった感じでした。技からも選手のイメージを見いだせるのではないでしょうか?


 余談ですが。
私は技にいくらかの『役割』と言うものを感じています。
たとえば……

・序盤を組み立てる、基礎的な技。
・↑に対して、先に主導権を握るために切り出す技。
・試合の途中で主導権を奪い返すための技。
・相手を挑発する意味合いの技。
・試合を決める代表的な技(いわゆる「フィニッシャー」)
・大一番でしか抜かない「隠し球」


そんな意味合いを持たせることによって、「必殺技」「得意技」も選びやすくなるでしょう。
ただし!必殺技は1つ、得意技は4つしか選べません。
そのあたりはなにをチョイスするか、よーく考えましょう!


 結論……
「技は選手の動きの看板!
選手のイメージに合った技装備で
レスラーに花を持たせよう!」

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