The Last Judgement'06 第2部興業
「The Last Judgement」

 第4試合〜Triangle Forse準決勝第一ブロック
        「Ultimet Fighting」6menタッグマッチ 60分1本勝負

 究極衝撃
  (室田玲路・田仲丈一・沢城涼)
          vs
                  軍鶏崎withゴミクズ
       (軍鶏崎杏司・五味俊二・九頭剛一)

 Triangle Forse準決勝がスタート。
まずは究極衝撃vs軍鶏崎withゴミクズだが、同団体の選手であるアルプロの田仲、そして
軍鶏崎、五味、九頭がどのような戦いを見せるかが注目となる。

序盤のイニシアチブを握ったのは軍鶏崎。
室田を捕らえると急所打ちでダメージを与え、さらに田仲が出てくると五味、九頭が合体パワーボム。

流石にタッグ屋だけあって試合の支配は現タッグチャンピオン・室田と田仲を上回る場面も。
究極衝撃はその戦法を受けて分断作戦を狙う。
沢城が逆エビ固めで五味の腰にダメージを与えるのは弓矢固めへの警戒か。
中盤シングルさながらの攻防を見たのは室田と九頭。
九頭がローリングラリアットを打ち込めば室田はギロチンを喉元に投下する。

次に勝負をかけたのは田仲!
パワーボムで軍鶏崎を叩きつけ、さらに自軍コーナー側でタイガースープレックスを決めるも
ボムはカット、タイガーは軍鶏崎が気合で跳ね返す!!

ここで飛び出してきたのがタッチで交代した五味。
攻めに攻めた田仲の背後に忍び寄りニールキックを叩き込むと第一試合で見せた弓矢固め!
これには耐えきれず田仲がギブアップ負けを喫した。

室田玲路・●田仲丈一・沢城涼(究極衝撃)
         (20分39秒 弓矢固め)
               軍鶏崎杏司・五味俊二○・九頭剛一(軍鶏崎withゴミクズ)

      ※軍鶏崎withゴミクズが決勝進出

<バックステージコメント>
軍鶏崎「丈一の野郎元気あるな。先輩相手に好き勝手やりやがってよ(笑)おかげで潰し甲斐があったな。
     しかし五味、お前のアレ(ボーアンドアロー)冴えてるじゃねえか?」
五味「うっすシャモさん。うっす。」
軍鶏崎「俺達の頭脳、機動力、強力があればまず負けねえ。さあ次は決勝だ。ぬかるなよ!」
五味&九頭「うっす!うっすうっす!!」

室田「クッソーッ!!
   あいつらさすがはタッグチームだ、やりやがるよ。
   ………あの蹴りバカたちとの決着が付いたら、その次はあの二人だ、見とけオラ!」
田仲「シャモさんをいい感じで投げたんだけどな。やられちまったな。
   それにしても五味の野郎。涼しい顔して背後からニールキックかましてきやがった。ちきしょう!
   借りはかえさねえと気が済まねえ。おいゴミクズ!タッグできやがれ!
   蹴拳共々ごみ箱送りにしてやんぜ!!?」
沢城「五味は俺が封じ込めようと思ったけど……及ばなかった。
   いつか一対一でやりたい。そこで白黒付けよう」


 第5試合〜Triangle Forse準決勝第二ブロック
        「Kicker can break The Clasical?」6menタッグマッチ 60分1本勝負

 蹴拳紅蓮隊
  (桐生辰哉・錦織豹真・相羽シンヤ)
          vs
                  ゴゥジャス銀行
       (ゴゥジャス丈二・デビアス円田・ロトンド角安)

 続いてストライカーとクラシカル・プロレスリングの激突とも言える
蹴拳紅蓮隊とゴゥジャス銀行の一戦。

序盤から攻め込むのは蹴拳紅蓮隊。
打撃で試合を作りつつもレスリングムーブに付き合っていく。
これに対してゴゥジャス銀行はやはり自軍コーナーにうまくポジショニングしてのカットプレイで
ダメージを最小限度に押さえていく。
さらに試合中盤、ラフも交えた試合作りを始める円田がシンヤに急所攻撃。
しかしこれがシンヤの逆鱗に触れたか、猛反撃を受ける羽目となった。

走り込んでの顔面へのハードなキックをぶち込むと、相手コーナー際で
必殺のクリムゾン・スコルピオ(スコーピオンライジング)を決めるという残虐性を見せていく。
さらに止まらないシンヤは桐生が押さえつけたゴゥジャスにスレッジハンマーを振り下ろす。

この猛攻にはブーイングどころか会場が一瞬シンとする。
さらに蹴拳紅蓮隊の猛攻は止まらず、カットに飛び出した円田を桐生が無理矢理捕らえると
新必殺技・シュータースタイルバックドロップ(元祖バックドロップ)でなんとKOしてしまう。

さらに錦織も試合権を持つゴゥジャスに容赦のない蹴りを叩き込むが
この猛反撃に闘志を燃やすゴゥジャスと角安。試合をゴゥジャスに託した角安は好カットでアシスト、
驚異的なチーム力、粘りを見せるとゴゥジャスがシンヤに首筋へのエルボードロップ、
そしてポストに登るとゴゥジャス・ダイビングエルボー!!
さらに角安が一人で二人を止めるという見事なカットプレーで激戦を制し、決勝へと駒を進めた。

桐生辰哉・錦織豹真・●相羽シンヤ(蹴拳紅蓮隊)
       (21分41秒 ゴゥジャス・ダイビングエルボー→体固め)
               ゴゥジャス丈二○・デビアス円田・ロトンド角安(ゴゥジャス銀行)
      ※ゴゥジャス銀行が決勝進出

<バックステージコメント>
桐生「オッサンどもなかなかやりやがるね……
   しかしシンヤの暴れっぷりはちょっとビックリした。でもあれでいいのよ。
   ああいう凶暴性が必要なの。このトーナメントでそれは証明できた。
   ……次は俺達がタッグ、シンヤがクルーザーシングル。目標が出来たね。」
錦織「オッサン、今度会ったら挨拶抜きで蹴り倒したるわ。
   室田とかも潰すけど、一度やられた相手は徹底的にやりかえさなアカン。」
シンヤ「…くそぅ…あのハゲ(禿げてない)にやられた…
    くやしぃ…
    [試合中持ち込んだ凶器について…]
    あれはうちの新しいメンバーのベニーちゃんです。
    (桐生、錦織を含め、思いっきり引く一同…)
    …うそですよ…
    とりあえず、色々とやることが見えてきたよ。
    あとはそれを全部ぶっ潰すだけ。」

ゴゥジャス「危なかった……しかし!
       プロレス理論以前の前に、形態の保持という者は大切なのです。
       仲間……つまり提携企業の危機にはお互いバックアップすることが経済発展への第一歩。
       それが若い彼らには分からなかったのですよ。
       ここまで来たら……優勝しかありませんな」
円田「そう、、バックアップ、、、バックドロップ、、、大切ネ、、、。」
角安「お抱えの医師団のところにつれていくのでこれで!
   (円田さんが寝ている間はゆっくりできそうだな、ムフフ)」


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