The Last Judgement'06 第1部興業
「Go the TOP」

 2006年12月10日
 北海道・札幌某ホール

 従来のImpuct!!、Trialという形を廃して行われる今興行。
本日行われる物を第一部として、先日開催が発表された6menトーナメント
「Triangle Forse」の一回戦が行われる。
短めの興行となるが、次回へつながる初の試みと言うことでまずまずの客入りが見られた。

対戦カードは
 1.タッグマッチ     一場譲・岩隈奈美vsサクラギ・マードック・野崎明日香 
 2.Triangle Forse一回戦
 究極衝撃
  (室田玲路・田仲丈一・沢城涼)
          vs
                  ベトコン・エクスプレス
       (内藤慎太郎・叶圭介・一ノ瀬巧真)


 3.Triangle Forse一回戦
 上杉あすなろ軍(プロレスリングBASARA)
   (最上青志・直江兼太・柿崎猛)
                 vs
                  軍鶏崎withゴミクズ(アルプロ)
          (軍鶏崎杏司・五味俊二・九頭剛一)


 4.Triangle Forse一回戦
 蹴拳紅蓮隊
  (桐生辰哉・錦織豹真・相羽シンヤ)
             vs
                        ヤング☆Impuct!!
              (ハルク沢渡・近藤誠司・伊藤遙)


 5.Triangle Forse一回戦
 ブラッドのドッキドキメイド喫茶(仮)(アテナジェネレーション)
 (哀原勇陽・ブラッド・デュランダル・小柳唯)
                vs
                  ゴゥジャス銀行
           (ゴゥジャス丈二・デビアス円田・ロトンド角安)

である。


<Triangle Forse開会宣言>
 代表としてマイクを取ったのは室田玲路。
室田「我々選手一同は!プロレスラー精神に則り!!
    日頃の練習の成果を発揮して!正々堂々、反則は5秒までに抑えて
    蹴拳紅蓮隊とかいう三人組をぶっ潰したいと思います!
    選手代表!室田玲路!!」
話が終わると同時にマイクを地面に叩きつけてもみ合いになる究極衝撃と蹴拳紅蓮隊。
それを見て止めに入る若手とは対照的にただ傍観する上杉あすなろ軍とヤング☆Impuct!!、
賭けを始めるゴゥジャス銀行、つきあってられるかと引き上げる軍鶏崎withゴミクズ、
おもしろがってイスやバットなどを配り始めるベトコンエクスプレス、
そしてマイクで勝手なことをしゃべり始める哀原とそれを追いかけるブラッド、小柳という
史上稀に見るカオスな開会宣言が行われた。
なお、乱闘は開始3分でとりあえず若手が止めた。


 第1試合〜「It's My Rule」タッグマッチ 30分1本勝負
   一場譲・岩隈奈美vsサクラギ・マードック・野崎明日香

 第一試合は通常のミックストマッチ。
しかし入場のコールでは一場譲の名前は呼ばれず、リングアナにコールされた名前は
「セキュリティ一場」

皮のボトムスにジャケットという服装で登場するとスパルタン3のメンバーとしての
プロレスラー然とした一場を想像していた観客は面食らった。

 試合が始まると先に仕掛けたのは一場。
スタイルの変更に伴いラフファイトが目立つようになったかコーナーに詰めての踏みつけや
パンチと言った攻めでサクラギを押し込む。
さらに変わって入ってきた女子の野崎にも変わらぬハードな攻め。
しかし一場が岩隈と交代するとコーナーからのギロチンドロップなどのパワーファイトで反撃。
さらにカットに入った一場をサクラギがスピアーで吹き飛ばすと間髪入れずに急所打ち!

しかしおいたが過ぎたか12分に一場は野崎をとらえると新必殺技
ウォールトスリート・オブ・イチバ(逆エビ反り固め)で野崎を絞り上げる。

ここからさらに終始腰攻めでダメージを蓄積させると自軍コーナー際で岩隈が華麗なドロップキック、
そこから一場がパワーボムで投げ捨てるとコブラツイストでギブアップを奪った。

○セキュリティ一場・岩隈奈美(17分17秒 コブラツイスト)サクラギ・マードック・野崎明日香●

<試合後>
一場がマイクを取る
一場「ビジネス・トークをはじめさせてもらうぜ。
    俺はセキュリティ一場。スパルタン3の一場譲じゃねえ。
    俺は男女差別はしねえぜ、選ぶのは……金だけだ。
    カネさえもらえりゃ誰にでもついてしっかりSPしてやらあ。そうだな……
    (ゴゥジャス丈二を指さして)そこのキンピカの旦那、あとで裏でお話ししようぜ。
    ……それと嬢ちゃん、今日はお試し期間ってことでロハにしといてやるよ。」

<バックステージコメント>
奈美「(初勝利について)ありがとうございます。
    でもやっぱ初勝利って実感あるのは自分だけの力で勝ってからかな〜〜なんて。
    今日は一場さんに助けられました。」

サクラギ「何で女なんかと組まなきゃなんねだよ、バカ!」
野崎「うるさいよ!フォローもできねえ男なんざこっちから願い下げだっつの!!」
サクラギ「そうかよ、ケッ!」
野崎「……向こうもそんなもんだろう?
    奈美とはシングルでやりたいよ。」


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