Impuct!!第五回興業


<試合前スキット>
室田「暇だぜ
   ………田仲はBASARA出てるしなぁ……っつーか解散したのか。
   うーん、帰るかn」
哀原「パートナーいないかなー」
室田「………」
哀原「パートナーいないかなー
   ブラッドはBASARAにでてるしなー」
室田「……」
哀原「パートナーいないかなー
   唯ちゃんは今とってもキレてるから怖いしなー」
室田「……」
哀原「どっかに俺と同じ赤いコスチュームを着て
   同じくタッグパートナーが忙しくて
   髪の毛がバッサバサになってる、いや俺はサラサラだけどね
   そんな素敵なパートナ」
室田「直接言えよ」
哀原「あら素敵。乱入しない?」
室田「……暇だからいいけどよ。
   しかし前回からお前なんなんだよ、赤Tといい」
哀原「持ってきてんの?」
室田「いや、部屋着にしてる………」
哀原「えー!?………まあいいや、もう一着用意しとくから。」
室田「だからどんな意味が」
哀原「あ、リング上で喋ってる蹴拳発見!!
   さあさあいこう室田君、目立つチャンスだ!!」
室田「人の話を!!
   ………まあいいや、あいつらむかつくしぶっ飛ばしてから決めよう」


リング上で先ほどのタッグ選手権の話をしていた蹴拳愚連隊を
突然花道から登場した哀原が襲撃。ついでに室田も襲撃。
実は正式に試合を組んでもらっていたことを明かすとゴングが鳴った。
初タッグの室田・哀原は何度か連携を阻まれるものの
場外に分断しての見せ技の競演と言った華麗な動きを見せていく。
対する蹴拳は突然の襲撃にとまどったか序盤は出足が遅れるも
終盤は桐生のドラゴンフック、シュータースタイルバックドロップが火を吹き始める。
しかし最後は自軍コーナー側で試合を運び始めた哀原組が
桐生を引き込んで室田のトライアングルランサーで勝利。

<試合後スキット>
哀原「よーし勝った!
  室田君、君とはうまくやっていけそうだよ」
室田「待て待て待て待て。
   話が見えない。」
哀原「部屋着に使ったと言ったね?Tシャツを。」
室田「ああ……着るもの無かったし蒸し暑いし……」
哀原「じゃあうまくやっていけそうだ」
室田「話が飛躍しすぎだろうが!!
   順を追って説明してくれ!!お願いします!!!」
哀原「プロレス界では同じTシャツを着たら仲間じゃないか」
室田「………は?」
哀原「じゃあたとえば、ファンから貰ったとしよう。
   にっくきスラムハウスのTシャツを君は着るかい?」
室田「着ないな。
   っつーか、送る方がどうかしてるだろそれ」
哀原「理解してくれたね?」
室田「ちょっと分からない。
   いやだいぶ分からない。
   何よりもまずお前の思惑がだ!!!」
哀原「まあそこは追々
   ……ああそうそう」
室田「なんだよ」
哀原「今日タッグ組むことをブラッドに言ったんだよね。
   そしたらブラッドがね
   『タッグパートナーが次々増えるなんテ
    ムロタ君はまるでギャルゲの主人公だネ!!』って言ってた」
室田「あの外人か!?」
哀原「うん。多分今外のファミレスで飯食ってるよ」
室田「ちょっと叱ってくる」



哀原「まあ、室田君呼び出して説明する方便の嘘だけどね。
   っつーかブラッドのこのキャラいじりいつまで続けようかな……」

<試合後コメント>
室田「何考えてるか分からんが……まあスッとはしたな。
   これからどう動くか……まぁ、スラムにもDFにも興味はないね。
   スラムは叩きつぶすだけ。DFは……どうしようかな。
   正直目標がないというのは事実。
   (正規軍には?)……うーん、戻る気はない、な。」

哀原:
初タッグだから連携はあんまりうまくいかなかったね〜。
まぁ、連携がうまくいかなくても、勝つことは初めからわかってたしね。
ん?なんでかって?だってあっちは色に統一性がないじゃないか。
俺と室田君は赤で統一しているけど、あっちはね・・・
あれじゃ大事なところでミスるよ、きっと。たぶん。

[哀原選手はBASARAでは黄色のコスチュームですが?]
あぁ、あれは気分転換みたいなもんだよ。
最近はやってるじゃん、あぁいうの。
コスチューム変えたおかげで、タイトルも取れたし。
まぁ、とられちゃったけど。
メキシコに修理に出してた、特注のシューズも届いたし、
これからはまたこっちでいきますよっと。

[ブラッド選手はともかく、小柳選手は黒のコスチュームですが?]
あー!なんか期待してるな、このやろー。
このすけべ!
まぁ、タイトルホルダーの熊さん(岩隈選手の事)・山田さんを差し置いて、
Impact!!No.1の人気を誇る唯ちゃんだからね。
しょうがない!俺が一肌脱ごう!
そこっ、もうパンツ一丁だからとか言わない!
お前ら、期待しとけよ〜。
お楽しみはこれからだ〜、なんてね。

・・・

あっ。。。なんか今外国人の悲鳴が聞こえたような、聞こえなかったような・・・

まぁ、いいか・・・


桐生・錦織はノーコメント。


セミファイナルはImpuct!!正規軍から独立した高貫に
志賀が不満をぶつけての対戦要求。
ハードヒットに攻めまくる高貫はジャーマンで志賀を場外に
放りまくるが、負けずにパイルドライバー等で応戦。
高貫の必殺ヘルクレーン(バックマウントからのジャーマン)を警戒して
フォールに持ち込ませないが、ならばと高貫がコブラツイストでスタミナを奪うと
志賀も場外でコブラ反撃。
しかし志賀も力尽きたか、ドラゴンスープレックスからフォールに行けないと
起き上がった高貫がバックを取ってのドラゴン葬!!

<試合後>
志賀「高貫よ!!
   ……お前のやりたいことが分からないでもない。
   この一戦はけじめだ、あとはお前の好きにしたらいい!!」
高貫「………お前が正規軍に残ってくれれば、正規軍との戦いも
   張り合いはあるだろうな」
志賀「減らず口ばっかりいいやがって」
高貫「お互いにな。
   まあ、知ってると思うが相棒(真柴)もいろいろやってる。
   俺は……内側でコレ(ベルト)が欲しいところだが?」
(観客は大歓声)
高貫「岩隈はいないか?
   ……まあ、返事は待つぞ。」
志賀「俺が第一挑戦者だ、お前のな。」
高貫「努力する」



メインイベントはDFと正規軍の直接対決。
正規軍のXは「今日デビュー」の「18歳」というImpuct!!LEON
今日デビューの割には変に老獪な動きで相手を圧倒し、チームに繋ぐ。
さらにはどこかで見たことがあるような「ドロール・デル・レボルシオン」
(旋回式スタナー)で岩下を吹っ飛ばすというやりたい放題振り。
試合もノッている西原を捕まえた関川が一気にバックブリーカーで決した。

<試合後>
岩下「待て待て待て待て待て!!!」
LEON「なんですか」
岩下「つかぬ事をお伺いしますが………
   貴様代表ですよn」
(レボルシオン炸裂)
関川「違うで」
須藤「違います」
LEON「皆様の声援のおかげでデビュー戦を勝つことが出来ました!!
   正規軍を盛り上げたい、Impuct!!LEONです」
小野寺「さっき出した技ちゃんと見たぞ!!
    アレは間違いない、ペインオb」
(レボルシオン炸裂)
関川「違うで」
須藤「違います」
西原「うーん………三文芝居を。
   でも俺は流石に学習能力があるからそれ以上は言わない。
   まあ、いつか化けの皮を剥g」
(レボルシオン炸裂)
関川「違うで」
須藤「違いますよ」
岩下「何でもありかよお前ら………
   くっそ、覚えてろ!死ねっ!!」
(退場)
須藤「っし、正規軍が取ったぞ!!」
LEON「しかし困りましたね」
関川「何がや?」
LEON「実権がDFにある以上、正規軍って言うのはねえ。」
須藤「なんかいいチーム名ないですかね?」
LEON「誰か考えといてください。
   あ、あと一つ。」
関川「何や」
LEON「リーダー決めましょうよ」
須藤「そりゃもちろんいず……LEONさんが」
LEON「今日デビューした選手がってどうですかねえ。
   ……そうだ、関川さんにかっこいい通り名を差し上げましょう。」
関川「なんや?」
LEON「コンビニエンス・リーダー!!」
須藤「ぶっ」
LEON「何処に行っても定着してますよね、コンビニ。
   つまりあなたは万人のアイコンってことですよ。」
関川「かっこいいやないか!!
   よーし、ワシがインスタントリーダーやー!!!」
須藤「………ま、締めてください………」
関川「このインスタントリーダーがいるかぎり、DFなんざ
   チョチョイノチョイやで!!!ウィー・アー・インパークト!!や!」




須藤「便利な人だよ………」

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